栄養・代謝研究ユニットでは、栄養・代謝研究を通して、人材育成を進めていくことを目的としています。
当研究室では、そのような目的のために、それぞれのメンバーが研究に打ち込める快適な研究環境を提供します。快適な研究環境は、良い研究成果を生み出し、結果としてそれぞれのメンバーの幸せと成長に繋がります。実際に、当研究室では、多くのメンバーが学会賞など複数の研究賞を受賞しており、優れた研究人材を輩出する研究室として、国内外で注目されています。研究結果が出ない時は少し辛いこともあるけれど、楽しくなければ研究じゃない!そういう考えの研究室です。
当研究室は、理・農・保健・栄養領域といった多様な研究者・大学院生から成り立っています。医薬保健学総合研究科・先進予防医学研究科・新学術創成研究科に所属しており、様々な背景の研究者を受け入れることが可能です。研究員・大学院生として、研究に取り組むことの意味は、人によって異なるものであり(就職などへのステップ、研究者としてのキャリアパス、研究への興味など)、特に、研究領域が異なると一層です。そのような多様性を、互いに議論し、理解し合うことで、メンバー全員が快適に研究できる場所が提供できると考えています。
研究する過程で、経済的問題に直面することもあります。しかし、そのような問題に対しても、国・公共レベルでの支援制度があります。例えば、日本学術振興会の特別研究員などです。当研究室では、様々な支援制度にチャレンジすることを支援します。実際に、今までに2人が特別研究員として採択されています、と言っても、???と思うかもしれません。要は、研究をするのに、支援制度がある、ということ。それに、大学・研究室レベルでも研究支援制度があります。経済的な観点からも当研究室では、研究に専念してもらえる環境つくりを進めています。
研究内容の詳細は、別のページで記載しますが、具体的には、「食べる」とはどういうことなのか、を研究しています。特に、吸収された栄養素が第一にたどり着く肝臓を主な研究対象として、その制御の仕組みや異常の研究をしています。「食べる」ことで、体で起こっていることを培養細胞や動物実験で解き明かし、「食べる」と関連する生活習慣病などの治療法を探していきたいと考えています。